2007年12月16日

完全所有方式と合弁事業方式

海外の事業先を支配し、収益源の獲得を目指しますのが直接投資であった。ここでは、直接投資による海外進出方式として、完全所有方式と合弁事業方式の2種類について、それぞれのメリットとデメリットを整理する。

完全所有方式とは、親会社が100%出資し、現地子会社の経営権を完全に所有する形態のことである。
完全所有方式のメリットとしては、
・投資収益を親会社が100%獲得可能
・現地子会社を完全にコントロール可能
一方、完全所有方式のデメリットとしては
・為替リスク・カントリーリスクなどの海外進出に伴うリスクを親会社が単独で負担する
・親会社が完全にコントロールするため、現地国民との間で摩擦が生じる

合弁事業方式とは、現地の子会社を現地のパートナーと共同出資し、共同運営する形態のことである。
合弁事業方式のメリットとしては、
・現地パートナーがいることで、現地での活動がスムーズに進む
・海外進出に伴いリスクを現地パートナーにも負担可能
一方、合弁事業方式のデメリットとしては
・現地パートナーの経営管理能力に現地子会社の業績が左右される
・途上国のパートナーは国営企業である場合には、彼らは経営者ではなく官僚的な意思決定をすることがある
・現地パートナーとの間で対立の可能性
・投資収益が完全所有方式と比較して少ない

posted by omatsu at 11:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際化戦略
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/73103955

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。