2007年12月10日

国際化戦略の動機

国際化戦略の動機については、海外への輸出と海外現地生産の大きく二つの動機が存在する。

海外への輸出の動機としては、自国内の市場の限界を認識した場合に、それを解決する手段として海外市場への輸出を開始する。自国内の市場の限界を認識するケースとして、自国の市場が成熟(飽和)し、今後は市場の拡大が望めないケースや、自国の市場が未成熟で、長期的に見ても市場の拡大が望めないケースがある。

海外現地生産の動機としては、現地政府(政策)への対応や、コスト優位の追求、海外市場への適応がある。
現地政府(政策)への対応とは、現地政府の輸入規制をはじめとする自国産業保護政策との摩擦回避を目的として、生産拠点を海外に移転することである。
コスト優位の追求とは、人件費や原材料費の観点から自国より海外の方が低コストで生産できる場合、生産拠点を海外を移転することである。近年、製造業を中心にアジアを生産拠点にするのはこのためである。
海外市場への適応とは、現地市場のニーズを的確に吸収し、それを汲み取った製品を迅速に開発するために、生産拠点をこれまで輸出してきた国に移転することである。

また、企業が海外現地生産が進展すると、国内での雇用が減少することや、海外への技術移転が原因で自国の技術力が劣化するなどの産業の空洞化の問題点が議論されている。
posted by omatsu at 21:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際化戦略
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