2007年11月28日

GEグリッド

1970 年代、多角化戦略において各事業にどのように経営資源を最適に配分するかの意思決定が重要な問題になっていた。
米国の代表的企業である GE(ジェネラル・エレクトリック)も当時そうした問題に直面していた。
そこで、 GE はマッキンゼー(McKinsey & Company)と共同で、多角化戦略における各事業の評価手法としてGE グリッドを考案した。GEグリッドのイメージを以下に示した。
014_GE.gif
GE グリッドは、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)考案のプロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)モデルの以下に挙げる問題点を解決するために改良されたものである。

PPMモデルの問題点
・モデルを高・低の2種類で区別しているため、中間に位置するものを正確に測定できない
・市場成長率だけでは、市場全体の魅力度を測定できない

GE グリッドは、PPMモデルの「市場成長率」に代えて「事業強度」を「相対的マーケットシェア」に代えて「産業の魅力度」を軸に採用し、各軸で高・中・低の3段階の計9個の戦略事業単位に分け、製品が置かれているポジションを測定した。
さらに、9つの戦略事業単位を、高い全体魅力度(上図ピンク色)・中程度の全体魅力度(上図黄色)・低い全体魅力度(上図水色)の3つの象限に分類し、各戦略事業単位の評価に用いた。

※事業強度とは価格競争力・製品の質・相対的マーケットシェアなど
 産業魅力度とは市場規模・市場成長率・市場競争度合など
posted by omatsu at 21:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 成長戦略
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